こんにちは、MASAです。
Premiere ProでBGMや効果音を入れたいが、
「やり方がわからない…」
「最適な音量目安を知りたい…」
そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、Premiere ProでのBGM・効果音の入れ方を解説します。
さらに、最適な音量の目安まで紹介します。
最後まで読んでいただければ、音入れの基本はもうバッチリ。
MASA初心者の方でも、すぐに実践できる内容です
では、いってみよう。
Premiere ProでのBGM・効果音の基本的な入れ方
素材の準備ができたら、実際にPremiere Proへ読み込みましょう。
そして、タイムラインに配置します。
BGMや効果音の「入れ方」自体は、とてもシンプルです。
以下の手順で進めてください。
1.プロジェクトパネルに音源を読み込む
まずは、用意した音声ファイルをドラッグ&ドロップし、プロジェクトに読み込みましょう。

読み込みは、以下の方法でもOKです。
- メニューバー>>ファイル>>読み込み
- プロジェクトパネル>>右クリックメニューから
- プロジェクトパネル>>空白部分をダブルクリックから
2.タイムラインのオーディオトラックに配置する
次に、読み込んだ音素材データを「タイムラインパネル」へ配置します。
映像クリップの下に、オーディオトラック(A1、A2、A3など)があります。
そこへドラッグ&ドロップしてください。

通常、A1トラックには動画素材のメイン音声が入ります。話し声や環境音などです。
そのため、BGMや効果音は、A2以降の空いているトラックに配置しましょう。
プロジェクトの管理がしやすくなるよう、以下のように配置するのがおすすめです。
- A1:音声
- A2:BGM
- A3:効果音
3.BGMの長さ調整
動画クリップに対して、BGMクリップが長すぎる場合は、カットしましょう。
方法は、選択ツール
で音楽クリップの端を長押し&ドラッグ。
「はみ出している部分をカット」が簡単です。

動画素材に対してBGMの長さを調整する方法については、別記事で詳しく解説しています。
こちらもあわせて参考にしてください。
【最重要】音声・BGM・効果音の最適な音量目安
音声・BGM・効果音を同じ音量にすると、音がぶつかり聞き取りにくくなります。
基本は「話し声を大きく、BGMを小さく」設定しましょう。
最適な音量レベルの目安は以下の通りです。
音声・効果音・BGMの音量目安
- 音声:-6dB 〜 -10dB
- BGM:-25dB 〜 -35dB
- 効果音:-8dB 〜 -15dB

上記の数値はあくまで目安。
実際に耳で聴いて「違和感がないか」を微調整してください。
オーディオメーターが赤く点灯すると音割れ発生
ここで、1つ注意点があります。
全体の音が0dBに到達すると、メーターが赤く点灯

これは「クリッピング(音割れ)」が発生しているサインです。
クリッピングは、書き出し後に不快なノイズの原因になります。
そのため、動画内で一番音が大きくなる瞬間でも、ピークが-3dB程度に収まるよう注意してください。
MASA音量の目安が分かったところで、次はこの数値に合わせて音量をコントロールする方法です。以下で、具体的な操作手順を解説していきます。
初心者はこれだけ!基本の音量調整2選
Premiere Proには音量調整に関する機能が複数存在します。
しかし、最初からすべてを覚える必要はありません。
初心者の方はまず、使用頻度が高い以下2つの基本操作だけをマスターしてください。
- オーディオゲインで基準音量を設定する
- ラバーバンドで部分的な音量を調整する
この2つを使えば、先ほど解説した「音量の目安」に数値を合わせることが可能です。
オーディオゲインで基準音量を設定する
1つ目は、クリップ全体の音量を一括で上げ下げする「オーディオゲイン」です。
素材そのものの音量が極端に小さい(または大きい)時、基準となる音量を整えるために使います。
対象のクリップを選択ツール
で選択します。



- ゲインの指定 : 入力した数値に音量を固定
- ゲインの調整 : 現在の音量を基準にして増減
オーディオメーターを確認しながら再生しましょう。
数値を変えて、目安の音量に収まるよう、ベースの音量を決めてください。
ラバーバンドで部分的な音量を調整する
2つ目の方法は「ラバーバンド」です。
ラバーバンドとは、ボリュームのレベルを表す線のこと
クリップ内の「一部分だけ」の音量を、直感的に調整できます。
たとえば、こんな場面で活躍します。
「急に声が大きくなった部分だけを下げたい」
そんな微調整にぴったりです。
レイヤーの空白部分をダブルクリックし、ラバーバンドを表示させます。



ラバーバンドは
・上に移動すると、音量アップ
・下に移動すると、音量ダウン
音楽を自然に繋ぐ!フェードイン・フェードアウトのやり方
音が急に始まったり、止まったりすると、視聴者は違和感を覚えてしまいます。
その違和感をなくすために使うのが、以下の2つです。
- フェードイン(徐々に音量を上げる)
- フェードアウト(徐々に音量を下げる)
これらを使うことで、BGMを自然に映像へ馴染ませられます。
Premiere Proでフェード処理を行う方法は、主に2種類あります。
目的に合わせて使い分けましょう。
方法1:ラバーバンドにキーフレームを打つ(手動調整)
1つ目は、先ほど解説した「ラバーバンド」と「キーフレーム」を使う方法です。
フェードのカーブを、自分で描くことができます。
この方法は、こんな場合に適しています。
フェードにかける秒数を、細かくコントロールしたい時です。
フェードインの手順
先頭と、フェードインを終わらせたい位置にキーフレームを打ちます。

1つ目に打った先頭のキーフレームを下までドラッグして下げます。

フェードアウトの手順
終端(最後)とフェードアウトを始まらせたい位置にキーフレームを打ちます。

1つ目に打った終端のキーフレームを下までドラッグして下げます。

方法2:オーディオトランジションを使う(簡単・おすすめ)
2つ目は「オーディオトランジション」です。
キーフレームを打つ手間が省けます。
ドラッグ&ドロップだけで、一瞬でフェード処理を適用できます。
オーディオトランジション適用の手順


タイムライン上のBGMクリップの端(先頭または終端)にドラッグ&ドロップします。

エフェクトの端を、左右に引っ張るとフェードの長さを変更できます

初心者のうちは、こちらの方法がおすすめです。
オーディオトランジションを使う方法が、早くて確実です。
BGMと声を自動調整!エッセンシャルサウンド機能(時短)
エッセンシャルサウンドで音量調整する方法です。

対象となる素材を選択し、音源の種類を選択します。
- BGMの場合→「ミュージック」
- 効果音の場合→「効果音」

クリップボリュームのゲージ位置を変更することで、音量調節できます。

エッセンシャルサウンドの詳しい使い方については、別記事を書いています。
詳しくは、こちらを参考にしてください。
【応用編】さらにこだわる方向けの音量調整機能
ここまでの方法で、音量調整の基本はバッチリです。
しかし、Premiere Proにはさらに高度な機能も搭載されています。
編集に慣れてきたら、こんな場面が出てくるかもしれません。
「トラック全体を効率よく管理したい」
「フェーダーを使い、感覚的に音を整えたい」
そう感じたら、以下の3つの機能を試してみてください。
いずれも、作業をワンランク上に引き上げてくれる便利な機能です。
- オーディオクリップミキサー
- オーディオトラックミキサー
- エフェクトコントロール
オーディオクリップミキサー
オーディオクリップミキサーは、クリップごとの音量を視覚的に調整できる機能です。

音量は、以下の2つで調整します。
- つまみを上下
- 数値を指定

オーディオクリップミキサーとタイムラインパネルの各トラックは対応しています。

※オーディオクリップミキサーとよく似ている機能に、オーディオトラックミキサー(下記)があります。
- オーディオクリップミキサー:クリップ(1つ1つのファイル)の音量調整をするパネル
- オーディオトラックミキサー:トラック(タイムラインのA1やA2)の音量調整をするパネル
間違いやすいので、押さえておきましょう!
オーディオトラックミキサー
オーディオトラックミキサーは、トラック全体(A1、A2など)の音量を、一括で調整・管理する機能です。

「A2トラックに配置したBGM全体を、一律で少しだけ下げたい」
そんな時に活躍します。
音量は、以下の2つで調整します。
- つまみを上下
- 数値を指定

オーディオトラックミキサーとタイムラインパネルの各トラックは対応しています。

エフェクトコントロールパネル
エフェクトコントロールパネルを使って音量調整する方法です。

ラバーバンドでのキーフレーム調整を、厳密に管理したい時に活躍します。
「レベル」の数値を直接入力することで、フレーム単位で音量コントロールが可能です。
調整の手順は、以下2ステップです。
- ストップウオッチのマークをクリック
- 数値を指定

【使用例】部分的に調整することが可能
たとえば、(クリップの一部で)音量を「下げて→上げる」場合
1.音量を下げ始める点(開始点)に再生ヘッドを移動させ、数値を指定すると、キーフレームが打たれます。

2.音量が最も下がる点(最下点)に再生ヘッドを移動させ、数値を指定します。

3.音量が上がり終わる点(最終点)に再生ヘッドを移動させ、数値を指定します。

ラバーバンドを見ると、自動でキーフレームが打たれていることが確認できます。

まとめ
今回は、Premiere Proを使ったBGM・効果音の入れ方と音量調整について解説しました。
本記事のおさらい
- 音素材の基本的な入れ方と配置
- 音声・BGM・効果音の最適な音量目安
- 初心者がまず覚えるべき基本の音量調整2選
- 自然に音楽を繋ぐフェードイン・フェードアウトのやり方
- エッセンシャルサウンドを使った自動調整
- さらにこだわる方向けの応用調整機能
動画のクオリティを底上げするには、適切な音のバランスが欠かせません。
まずは基本の原則を押さえてください。
「メインの話し声を基準(-6dB〜-10dB)にして、BGMをその下に下げる」
この考え方と目安の数値を守るだけで、視聴者にとって聞き取りやすい動画に仕上がります。
一緒に、クオリティの高い動画づくりを目指していきましょう!


