こんにちは、MASAです。
動画編集をしていて、こんな悩みを抱えていませんか?
テロップ作成だけで何時間もかかる…
実は、テロップ作成は動画編集のなかで最も時間を奪う作業のひとつ。
「もっと時短できたら」「爆速で終わらせる方法があれば」と思っている方は多いはずです。
そこで今回は、Premiere Proの自動文字起こし機能を活用した、テロップを爆速で仕上げるワークフローを徹底解説します。
こんなことが分かる記事
- 自動文字起こしでテロップ作成する手順
- テロップ入れに便利なショートカット
- テロップのデザインを装飾する方法
- テロップと動画のタイミングを合わせる方法
MASA僕自身、この方法を取り入れてからテロップ入れの作業時間が劇的に短縮されました
では、いってみよう。
Premiere Proでテロップ作成を爆速化!自動文字起こしが最強な理由
テロップ作成ツールは色々ありますが、結論から言うとPremiere Proの「自動文字起こし」が一番早くて効率的です。
理由は以下の通りです。
- 初心者でも操作がかんたん
- 文字入力が一瞬で完了
- デザインを一括で変更できる
- テキストデータの書き出しが可能
- AIの文字起こし精度が非常に高い
ただし、AIも完璧ではありません。以下のような音声は修正の手間が増えます。
- 専門用語がたくさん
- かなりの早口
- 滑舌が悪い
基本は「自動」に任せ、細かい部分は「手作業」で直すのが、テロップ入れを時短するコツです。
外部ソフト(Vrew)よりおすすめな理由

テロップ作成といえば、「Vrew」も有名ですし、僕も以前は使っていました。
しかし、ソフトを行ったり来たりする時間は、地味なタイムロスになります。
Premiere Proの画面内だけで全ての作業を完結させることが、結果的に圧倒的な「爆速化」に繋がります。
Premiere Proで自動文字起こしテロップを作成する4ステップ
以下の4ステップで進めるのが、テロップ入れを爆速にする最短ルートです。
- 「自動文字起こし」でベースを作る
- 「グラフィック」へ変換する
- デザインを一括で装飾する
- 動画のタイミングと合わせる
MASAこの流れを覚えると、作業効率が劇的にアップします
ステップ①:「自動文字起こし」でベースのテロップを作成
まずは、動画の音声をAIに認識させ、ベースとなる「キャプション(字幕)」を一気に作ります。
1.文字起こしを開始する
メニューバーの「ウィンドウ」から「テキスト」を選択し、テキストパネルを開きます。

「文字起こし」タブを選択し、文字起こしを開始します。

2.キャプション(字幕)を作成する
文字起こし完了後、キャプションを作成します。
ただし、以下を事前に行っておくと、あとあとの作業が楽です。
- 演者が複数人いる場合、会話毎に名前を入力
- テキストの内容を確認し、不要部分を削除しておく

先に進む前に
この段階でカット編集まで済ませておくと、作業がスムーズになります。
詳しいやり方は、こちらの記事で解説しています。
※ここから先の作業は、カット編集後でも問題なく行えます。
テキストパネルの「キャプション(Caption)」をクリックします。

設定画面が開きます。
ここがテロップを読みやすくするための最重要ポイントです。
以下の2つを設定してください。


- 1行の最大文字数: 30(※長すぎると読みにくい)
- 最短のデュレーション(秒): 2.0
設定後、「キャプションの作成」をクリックすると、タイムライン上にキャプションが自動配置されます。

3.フォントサイズと文字数の調整
ここでは画面に表示させるテロップの「幅」と「文字数」を調整します。

タイムライン上のキャプションをドラッグで全選択
します。

メニュー>>ウインドウ>>プロパティ
プロパティパネルの「整列と変形」で、横幅の数値を最大(例:1000など)にします。
次に「テキスト」の項目で、フォントサイズを変更します。

この作業をしておくと、後々の修正が圧倒的にラクになります。
4.テロップの修正作業(爆速化のキモ!)
AIの文字起こしは優秀ですが、完璧ではありません。
以下の手順で、一気に修正をかけていきます。
文字起こしの段階ではなく、キャプションにしてから修正するのが時短のコツです
① 句読点・スペースの一括削除
テロップには基本的に「、」「。」の句読点やスペースは不要です。
テキストパネルの検索窓に「、」を入力し、「次で置換」を空欄にしたまま「すべてを置換」をクリック。
これで一発で全削除できます。

※スペースを消す時は、全角・半角の違いに注意してください
② 固有名詞の一括修正
「YOUTUBE」や「PREMIEREPRO」など、表記揺れしやすい固有名詞も、句読点と同じ要領で一括置換します。

③ 分割と結合
分割: キャプションアイコンの「分割」をクリック

その後、不要な前半・後半の文字をそれぞれ消します。



結合: 繋げたいキャプションを2つ選択し、「結合」をクリック


MASA「分割と結合」がテキストパネルだけでなく、タイムラインパネルでも行えると超効率UP。以下にショートカットを紹介しています!
④ 誤字・脱字の修正
動画を再生しながら、細かい誤字脱字を直していきます。
修正の途中で、さらに「分割・結合」をしたくなる場面も出てきます。
補足:テロップ修正が爆速になる必須ショートカット4選
先ほどの「分割と結合」は、テキストパネル上だけでなくタイムライン上でも直接操作できるようにすると、作業効率がとんでもなくUPします!
ここでは、僕が実際に使っている4つの超絶便利なショートカットを紹介します。
【おすすめのキー割り当て】
| キー | 機能 |
F5 | 再生ヘッドの下でキャプションセグメントを分割 |
F6 | 選択したキャプションセグメントを結合 |
F7 | 前の編集点を再生ヘッドまで変更 |
F8 | 次の編集点を再生ヘッドまで変更 |
Premiere Proのデフォルトでは、Fキーにほとんど別の機能が割り当てられていません。
この4つを「指一本で押せるFキー」に設定するのがおすすめです。
詳しいショートカットキーの割り当て方法は、こちらの記事を参考にしてください。
① 再生ヘッドの下でキャプションセグメントを分割:【F5】
ひとつのキャプションを、2つに分割したい時に使います。

💡設定のコツ
デフォルトでは、テキストパネルとタイムラインのショートカットが別々になっています。
ショートカット設定画面で「セグメントを分割」と検索してください。
「アプリケーション」と「パネル」の両方を、同じF5に設定するのがポイントです。


これで、テキストパネル・タイムラインのどちらにいても分割操作ができるようになります。
② 選択したキャプションセグメントを結合:【F6】
複数に分かれたキャプションを、1つに繋ぎ合わせる時に使います。

💡設定のコツ
分割と同じく、検索窓で「セグメントを結合」と検索し、「アプリケーション」と「パネル」の両方を同じF6に設定します。


③ 前の編集点を再生ヘッドまで変更:【F7】
テロップの「表示開始のタイミング」を、音声にピタッと合わせる時に使います。
デフォルトのショートカットはShiftキーとの組み合わせで両手が必要です。
指一本で押せるF7に設定し直すのがおすすめです。

使い方
- 音声が始まる位置へ、再生ヘッドを移動させる
F7を押す- テロップの先頭が、再生ヘッドの位置へパッと移動する

④ 次の編集点を再生ヘッドまで変更:【F8】
テロップの「表示終了のタイミング」を、音声に合わせる時に使います。
※設定方法は③と同様です。
使い方
- 対象の音声が終わる位置へ、再生ヘッドを移動させる
F8を押す- テロップの末尾が、再生ヘッドの位置へパッと移動する

マウスで端をドラッグする手間がなくなり、タイミング調整が爆速になります!
ステップ②:グラフィックへ変換してデザインの自由度をUP!
キャプションのままでもフォントやサイズは変更できます。
ただし、本格的な動画編集にはグラフィックへの変換が必須です。
【キャプションのままだと困ること】
- クリップごとに違う文字デザインを作れない
- アニメーションやエフェクトを適用できない
変換するとキャプションが「ビデオトラック」へ移動し、テロップをより自由に編集できるようになります。
ただし、
グラフィックに変換すると、「キャプションの分割・結合」ができなくなります。
誤字脱字の修正やタイミング調整も、キャプションの段階で必ず終わらせておきましょう!
変換の手順:キャプションをグラフィックにアップグレード
- キャプションを全選択する
-
選択ツール
を使って、タイムライン上のキャプションをドラッグしてすべて選択します。
- グラフィックにアップグレード
-

選択したキャプションがビデオトラックへ移動し、クリップの色が紫色に変われば変換完了です!

【便利テク①】クリップ間の「隙間」を一発で埋める方法
グラフィックに変換した直後は、テロップとテロップの間に「隙間」ができています。

今後の編集をやりやすくするために、この隙間を一瞬で埋める小技を紹介します。
- 変換したグラフィックを全選択
-
※全選択は選択ツール
でドラッグします
- 右クリックして「速度・デュレーション」を選択
-

- リンクを外し、デュレーションへ数値を入力
-

たったこれだけで、クリップが伸びて隙間がすべて埋まります!
※最初と最後のクリップだけ長さがはみ出してしまうので、そこだけ選択ツールで微調整してください。

【便利テク②】段落テキストを「ポイントテキスト」へ変換する
もうひとつ、忘れずにやっておきたい設定があります。
それは「ポイントテキスト」への変換です。
デフォルトの「段落テキスト」のままだと、文字数が増えた時に勝手に改行されてしまったりと、直感的に扱いにくい部分があります。
段落テキスト

ポイントテキスト

変換の手順は以下となります。
- グラフィックを全選択する
-
※全選択は選択ツール
でドラッグします
- テキストプロパティのアイコンをクリック
-
※プロパティパネル内にあります

- 「ポイントテキスト」に変換する
-

これでテロップが思い通りに動かせるようになり、次の「装飾」のステップが劇的にスムーズになります!
ステップ③:デザインを作って全テロップに「一括装飾」する
自動文字起こしとグラフィック変換が終わったら、いよいよ仕上げです。
テロップを装飾して、動画をリッチで見栄えの良いものにしていきましょう!
作業の流れは以下の2ステップです。
- ベースの文字デザインを1つ作る
- 全クリップにデザインを一括適用する
1.ベースの文字デザインを1つ作る
タイムライン上にある任意のテロップを「1つだけ」選択し、ベースとなるデザインを作り込みます。
フォントの種類、大きさ、カラー、境界線(縁取り)などを設定していきましょう。
「Premiere Proでの基本的な文字の装飾方法が知りたい!」
という方は、以下の記事で分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
2.全クリップにデザインを一括適用する
1つデザインが完成したら、残りのテロップに一括で適用します。
この「一括変更」こそが、テロップ作成を時短させる大きな鍵です。
具体的な手順や、デザインを別の動画で使い回す方法はこちらで解説しています!
ステップ④:動画のタイミングと合わせる
デザインの一括装飾が終わったら、最後にテロップの表示タイミングを音声に合わせていきます。
先程紹介したショートカットキー(以下)を活用すると、作業をかなり時短できます。
F7 | 前の編集点を再生へッドまで変更 |
F8 | 次の編集点を再生へッドまで変更 |
まず作業をしやすくするために、タイムラインの以下設定をしておきましょう。
- 対象のトラックを有効にする
- テロップのトラック以下をロックする
- 音声波形のトラックを大きく表示する

次にタイミング合わせです。
再生ヘッドをしゃべり始めに持ってきて、F7を押す。
言い始めと、テロップを表示するタイミングを合わせることができます。

もしテロップのタイミングが言い始めより後ろにあった場合、F8を押します。

テロップが細切れで続く場合、ローリングツール
を使うのもよいです。
テロップの境目を自由に移動できます。

まとめ:Premiere Proの自動文字起こしでテロップ作成を爆速化!
今回は、テロップ作成を劇的に時短する「Premiere Proの自動文字起こし」を活用したワークフローをご紹介しました。
【テロップ作成のワークフロー まとめ】
- 自動文字起こしでベースを作る
- グラフィックへ変換する
- デザインを一括装飾する
- ショートカットで「表示タイミング」を合わせる
最初はショートカットキーに戸惑うかもしれません。
でも、この4ステップを体で覚えてしまえば、テロップ作成の効率は間違いなく跳ね上がります。
この記事が、あなたのお役に立てれば嬉しいです!




