Premiere Proで動画の一部にモザイクをかける方法

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こんにちは、MASAです。

動画内で、人の顔や車のナンバーなど。プライベートな部分を隠したい。
どうやってモザイクを掛けるのか知りたい・・・

このような方の悩みにお答えします。

本記事の解説どおりにすると、モザイクをかけた動画が超簡単につくれます。

Premiere Pro初心者でもぜんぜん大丈夫!

では、いってみよう。

目次

【手順1】モザイクをかけたい範囲を指定する

動画素材の読み込み⇒タイムラインへ設置済を前提とします。

モザイクをかけたい範囲を指定するためには、クリップをカットします。

カットの方法
  • レーザーツールを選択
  • ショートカットキー(W)

動画の初めから終わりまでモザイクをかけたいとき、この手順は必要ありません

【手順2】エフェクトからモザイクを選択

エフェクト「モザイク」をドラッグ&ドロップでクリップに挿入します。

モザイクを選択する手順
  1. エフェクトパネルの検索窓で「モザイク」と検索
  2. ビデオエフェクト→スタライズ→モザイクを選択する
  3. モザイクをドラッグ&ドロップでクリップに挿入する

【手順3】エフェクトコントロールパネルの調整

マスクを設定する

クリップにモザイクを適用すると、画面全体にモザイクが掛かるので、マスクで範囲を指定します。

「エフェクトコントロール」「モザイク」の項目から、丸型や四角、ペンツールを選択。

今回はナンバープレートにモザイクをかけるため、カタチが似ている四角を選択しました。

マスクを対象の上に移動させ、■の部分をドラッグし大きさを整えます。

ペンツールを選択すると、いろいろな形でマスクを描けます

ブロックサイズを設定する

お好みで、水平ブロックと垂直ブロックの値を設定します。

値を大きくしていけば、モザイクの一粒が細かくなっていきます

必要ならマスクを細かく設定する

マスクの設定で、調整できる項目が以下4つあります。

  • マスクの境界のぼかし
  • マスクの不透明度
  • マスクの拡張
  • 反転

マスクの境界のぼかし

マスクの境界線から指定範囲をぼかすことができます。

マスクの境目が目立ち、違和感に感じる場合などに設定するとよいです

マスクの不透明度

マスクの透明度を調整することができます。

値を下げるほど、ぼかしが薄くなります。

不透明度70%に設定。文字が明確になっています。

マスクの拡張

指定したマスクの領域をさらに広げることができます。

マイナス数値を入力すると、範囲が狭くなります。

反転

マスクの範囲を反転できます。

【手順4】被写体の動きに合わせてモザイクを追従させる

対象の動きに合わせて追従させる「トラッキング」と呼ばれる表現技法です。

追従させる方法は、以下2つあります。

  • 自動設定
  • 手動設定

おすすめは、①自動設定→ ②手動設定(微調整) です。以下を参考にしていただき、効率良く進めてください。

①自動設定

手順3でマスクを指定した後、▶︎ボタンを押します。

自動処理が行われ、対象の動きに合わせてキーフレームが生成されます。

自動で追従させる方法は、簡単!これだけです。

ただし、対象からズレてしまう場合があります。

もしズレが生じた場合は、以下で説明する「手動設定」で微調整を行ってください。

②手動設定

マスクを選択した状態で、マスクパスの時計マークをクリックします。

再生ヘッドの位置でキーフレームが打たれます。

次に再生ヘッドを動かしながら、対象の動きに合わせてマスクを移動させ、キーフレームを打っていきます。

マスクを移動後、六角形マークをクリックしてキーフレームを打ちます。

以上を繰り返し、さらにキーフレームを打っていきます。

補足:ガウス(ブラー)を使う方法もある

動画を不明確にする方法として、モザイクを紹介しましたが、ガウス(ブラー)を使う方法もあります。

モザイクを使う方が一般的ですが、私はガウス(ブラー)をよく使っています

やり方は、手順②でガウス(ブラー)を選択。

次に、手順③で(モザイクの例と同様に)マスクを作成します。

さらにブラーのパラメーターを設定します。

①ブラー

ぼかしの強さを調整する項目です。

数値を上げると、ぼかしが強くなります。

②ブラーの方向

ぼかしの方向を調整する項目です。

水平垂直水平および垂直の3種類から選択できます。

③エッジピクセルを繰り返す

端をぼかすか否かを選択する項目です。

✓を入れると端がくっきりし、✓を入れないと端もぼかしが入ります。

トラッキング(追従)はモザイクの手順④と同様です

まとめ

動画内に映したくないものをカモフラージュするPremiere Proエフェクト(下記)について紹介しました。

  • モザイク
  • ブラー(ガウス)

使用する機会が多い上、簡単にマスターもできるので、ぜひ参考にしてください。

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