Premiere Pro カット編集の基本を解説

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こんにちは、MASAです。

今回は「Premiere Pro」を使った動画のカット編集について

  • 初心者向けに
  • 超わかりやすく

基本を解説します。

カット編集は、動画編集の中で必須となる作業

是非この機会に学んでください。

では、いってみよう。

目次

最初にカットとトリミングの違いを知っておこう!

動画のカットとトリミングは一見同じに思えますが、意味が違います。

それぞれを区別しましょう。

カットとは?

カットとは、一つのクリップを分割してつなぎ合わせる編集のこと。

動画や画像など。取りこんだ素材をクリップといいます

上図のように、一つのクリップを①、②、③と分割。

そのあと②を削除して①と③をつなぎ合わせるのがカットです。

動画編集のほとんどが、カットの連続でクリップとクリップをつなぎ合わせ、一つの動画作品にしていきます。

トリミングとは?

トリミングとは、クリップの先頭と最後を切り取ること。

前と後ろだけしか切り取ることができないので、途中の部分を分割してつなぎ合わせることができません。

動画のカット、トリミングについて。
以下、基本のやり方を紹介します。

Premiere Pro 動画カット|4つの基本

Premiere Proで動画をカットする方法を、以下4つ紹介します。

  1. レーザーツールを使用する
  2. タイムラインパネルで設定する
  3. プログラムパネルで設定する
  4. ソースパネルで設定する

Premiere Pro カット方法1:レーザーツールを使用する

STEP
レーザーツールを選択

ツールパネルにある「レーザーツール」を選択します。 

ショートカットキー:「C」

STEP
レーザーツールでカットする

レーザーツールを選択したら、カットしたい先頭部分をクリック。

次にカットしたい最後の部分をクリックします。

STEP
不要な部分を削除する

ツールパネルの「選択ツール」を選択し、カットしたいクリップを選択。

キーボードの「Delete」で削除します。

カットしてできた空欄を選択し、Deleteキーでクリップを詰めます。

Premiere Pro カット方法2:タイムラインパネルで設定する

STEP
イン・アウトマークを設定する

タイムライン上で、インマーク・ アウトマークの設定をします。

再生ヘッドを移動させ、カットしたい部分をインマークとアウトマークで挟みます。

ショートカットキー
  • インマーク:「 I 」
  • アウトマーク:「 O 」
STEP
不要な部分を削除する

カットしたい部分をインマークとアウトマークで挟んだら、「Shift+Delete」で削除します。 

インマークとアウトマークを消すショートカット
  • インマーク:Ctrl+Shift+I(Windows)/ Option+I(Mac)
  • アウトマーク:Ctrl+Shift+O(Windows)/ Option+O(Mac)

Premiere Pro カット方法3:プログラムパネルで設定する

STEP
インマークとアウトマークを出す
STEP
インポイント・アウトポイントを設定する

先頭にインマーク最後にアウトマークがくるよう移動させます。

STEP
「抽出」アイコンをクリック

「抽出」をクリックすると、選択した部分が削除されます。

ちなみに「抽出」の代わりに「リフト」を使うと、削除した部分が空欄になります。

Premiere Pro カット方法4:ソースパネルで設定する

ソースモニターでのカットは、素材動画から必要な部分を抜き取るカット方法

作業は、ソースパネル上でおこないます。

STEP
ソースパネルに素材を表示させる

ダブルクリックすると、ソースパネルに表示されます

STEP
インマークとアウトマークで挟む

使用したい部分をインマークとアウトマークで挟むように、設定します。 

「{ 」「 } 」ボタンをクリック。

または、キーボードの「I」「O」でインマークとアウトマークの設置が可能です。

STEP
タイムラインにドラック&ドロップ

ソースパネルの映像部分をクリックし、タイムラインパネルにドラッグ&ドロップします。

Premiere Pro トリミング|3つの基本

Premiere Proで動画の長さを調整するトリミング方法は主に3つ。

  1. 選択ツールを使用する
  2. リップツールを使用する
  3. ローリングツールでテロップの調整

Premiere Pro トリミング方法1:選択ツールを使用する

STEP
選択ツールを選択

ツールパネルから選択ツールを選択。

STEP
ドラッグして長さを調整する

カーソルをクリップの端に合わせ、ドラッグすると長さが変わります。

一番簡単なトリミング方法なので、基礎として覚えておきましょう

Premiere Pro トリミング方法2:リップツールを使用する

選択ツールでトリミングすると空白部ができるので、クリップを調整する必要があります。

こんな時リップツールを使うと空白部ができないので、一つ手間が省けます。

STEP
リップツールを選択

ショートカットキー:「B」

STEP
ドラッグして長さを調整する

リップツールの使い方は、選択ツールと同じ。

クリップの端にカーソルを合わせてドラッグするだけです。

リップツールは後ろのクリップも自動で移動することができます。

Premiere Pro トリミング方法3:ローリングツールでテロップの調整

テロップのタイミングを調整するときにおすすめなのが、ローリングツールです。

ローリングツールは、対象のクリップを調整すると、前後のクリップも自動で調整されます。

使い方は選択ツールやリップツールと同様、クリップの端に合わせてドラッグします。

STEP
ローリングツールを選択

ショートカットキー:N

STEP
ドラッグして長さを調整する

まとめ

Premiere Pro カット編集ついて、以下解説しました。

  • 基本的なカット方法(4種類)
  • 基本的なトリミング方法(3種類)

ほかにカット編集では、よくショートカットを使います。

本記事の内容とあわせて覚えると、早く作業ができるので、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

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