【2026年】動画編集におすすめの4Kモニター厳選5選!

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こんにちは、MASAです。

動画編集をしていると、こんな悩みはありませんか?

  • 色味が仕上がりと違って見える
  • 細部が確認しづらく、作業がはかどらない
  • 4Kモニターが欲しいけれど、どれがおすすめか分からない

最近は4K動画を扱う機会が増え、動画編集では4Kモニターが当たり前の環境 になりつつあります。

しかし、ここで注意点があります。

「Amazonで一番安い4Kモニター」を選ぶと、100%後悔します。

なぜなら、事務用の格安4Kモニターは動画編集に必要な色の再現度が足りないからです。

そこで本記事では、現役の動画編集者である私が、動画編集向けに本当に使える「おすすめの4Kモニター」だけを厳選!

2026年版として、コスパ重視モデルからプロ仕様まで「本当におすすめできる5機種」を紹介します。

動画編集向き4Kモニター選びのポイントが分かり、初めてでも失敗しない選択ができます

MASA

マストの条件をすべて満たすモニターだけ選びました

先に結論だけ知りたい方へ

用途や作業スタイルに応じて選んでください。

※この記事は、Premiere Pro / After Effects を使った編集環境を前提に解説しています

▶︎ Adobe Creative Cloud(公式サイト)はこちら

動画編集に4Kモニターがおすすめな理由

動画編集が目的であれば、4Kモニターは「選んだ方がよい」ケースが非常に多いです。

ここでは、4Kモニターがおすすめといえる理由をまとめました。

1.4K映像を100%の解像度でプレビューできる

1920×1080(フルHD)モニターでは、4K動画を縮小して表示する必要があります。

一方、4K(3840×2160)モニターなら 原寸サイズでプレビュー可能。

ピントやノイズ、エフェクトの見え方など、細かな部分まで確認できます。

2.タイムラインとプレビューを同時に広く表示できる

4Kモニターは作業領域が大幅に広いため、

  • プレビュー画面
  • タイムライン
  • エフェクトコントロール
  • メディアライブラリ

といったパネルを並べても作業しやすいのが大きなメリットです。

Premiere ProやAfter Effectsなどでも、編集効率が上がりやすい環境をつくれます。

3.将来の4K・8K対応に備えられる(中長期的に安心)

YouTubeやNetflixはすでに4K配信が標準化しつつあり、今後も高解像度コンテンツの需要は拡大していきます。

そのため、最初から4K編集環境を用意しておくことで機材更新の無駄がなくなるのもポイントです。

4.クライアントやチームとの画質差トラブルを防げる

自分のモニターだけで「綺麗に見えていた」と思っても、表示環境が違うと見え方がずれることがあります。

正確な色表示や高解像度でのチェックができる4Kモニターを使うことで、納品後のトラブル予防・信頼性向上につながります。

以上より、4Kモニターは動画編集の品質と効率を高める“おすすめ環境”

YouTube、映像広告、Vlog、映画制作など、高画質を扱う編集において大きな利点があります。

ただし、以下注意点もあります。

  • PCスペックが必要:GPU・メモリなど
  • UIが小さくなることも:スケーリングで調整可能
  • フルHDより価格が高い

これらを理解したうえで、自分に合った4Kモニターを選ぶことが大切です。

動画編集者・映像クリエイターが“本当に押さえるべき”モニター選びの条件

動画編集や映像制作の現場では、「モニターの色が合わない」「スマホで見ると色が全然違う」といった悩みが非常に多いです。

特に4K編集が増えている最近は、正しい色で確認できるモニターを選ぶことが、そのまま作品クオリティにつながる といっても過言ではありません。

そこで、映像クリエイター向けに “モニター選びのポイント” を分かりやすくまとめました。

  • 24fps(24コマ)再生に対応していること
  • 10bit表示に対応していること
  • 色空間 Rec.709 を100%カバーしていること
  • 液晶パネルは IPS、表面処理はノングレア(非光沢)を選ぶ
  • 入力端子は必要な規格に対応していること
  • 工場出荷時の「プレキャリブレーション」が行われていること
  • 理想:ハードウェアキャリブレーション対応

特に動画編集者の場合、YouTube やテレビCMで使われるRec.709への対応は必須。

また、4K編集が増えている今、4K表示できるモニターを選んでおくと後悔しません。

24fps(24コマ)再生に対応していること

動画の世界では、映画・実写映像の多くが 24fps で制作されています。

そのため、モニター側もネイティブで24fpsを正しく表示できることが重要です。

一般的なゲーム用モニターは 120fps や 240fps には対応していますが、逆に 24fpsに非対応 のことがあり、映像が“本来の動き方”で確認できません。

正しい24fpsで確認できないと、

  • 動きの滑らかさ
  • シャッタースピードとの相性
  • モーション表現

などが実際と違って見える可能性があるため、動画編集者は 24fps対応モニターを選ぶべきです。

4K編集が多い人は、「4K・24fps対応」の組み合わせだとさらに安心です。

10bit表示に対応していること

10bit表示(10億色以上表示できる)対応のモニターなら、映像の滑らかさやグラデーションの階調が大きく向上します。

特に、4K編集では10bit素材が一般的になりつつあるため必須レベルです。

8bit → 約1677万色

10bit → 約10億色

と全く色の滑らかさが違うため、10bit表示できるモニターがおすすめです。

色空間 Rec.709 を100%カバーしていること

モニターがどこまで正確に色を表示できるかは、扱える「色域(色の範囲)」で決まります。

動画編集では、この色域を理解しておくことが非常に重要です。

主な色域は次のとおりです。

  • sRGB(Web向け)
  • Rec.709(YouTube・テレビ放送)
  • DCI-P3 / Rec.2020(HDR・映画向け)

この中でも、動画編集で最も重要なのが Rec.709(レック709) です。

テレビ放送やYouTubeなど、一般的なオンライン動画で使用される “標準の色空間” と言われています。

もしモニターが Rec.709 を正しく表示できないと、あなたが編集で見ている色と、視聴者が実際に見る色が一致しなくなる という問題が起きます。

4K動画であっても色の基準は変わりません。

そのため、動画編集をするなら Rec.709 カバー率100%は実質必須レベル です。

液晶パネルは IPS、表面処理はノングレア(非光沢)を選ぶ

モニター選びでは「解像度」だけではなく、液晶パネルの種類表面処理(グレア / ノングレア) も編集クオリティに大きく影響します。

【液晶パネルの種類(IPS / VA / TN)】

VA / TNパネル:価格は安いものの、色の正確性が不足
 動画編集ではおすすめできません

IPSパネル:色再現性が高く、視野角も広い
 映像制作・写真編集にもっとも適した方式

【表面処理(グレア / ノングレア)】

グレア(光沢):映り込みが強く、カラーグレーディングには不向き

ノングレア(非光沢):映り込みが少なく、正確な色評価に最適

結論として、映像クリエイターが選ぶべきなのは、「IPSパネル × ノングレア」 の組み合わせ一択です。

4Kモニターを選ぶ際も、この仕様は必ずチェックしておきましょう。

入力端子は必要な規格に対応していること

4Kモニターを選ぶ際に、意外と重要なのが接続端子の種類です。

ただし映像編集で必要なのは、とてもシンプル。以下の2つだけ押さえておけば問題ありません。

  • DisplayPort(DP)
  • HDMI

どちらも4K出力に対応していますが、DisplayPortのほうが高リフレッシュレートとの相性が良く、PC向けに最適といえます。

尚、モニターを購入する前に確認すべきポイントは、次の3つをチェックするだけで十分です。

モニター選びで確認すべきポイント

  • 使用しているPCにどの端子があるか
  • その端子で4K出力が可能か
  • 必要なケーブルの規格は何か

これらを確認しておけば、接続で困ることはほとんどありません。

プレキャリブレーション済みであること

モニターには“個体差”があるため、出荷時点で色を正しく整えているモデル(プレキャリブレーション済み) のほうが圧倒的に安心して使えます。

プレキャリブレーション済みのメリット

  • 色ズレによる編集ミスが減る
  • 白が正しく白として表示される
  • 初期設定でも色が正確

映像編集では「色が合っている」ことが作品の土台になります。
そのため、最低でもプレキャリブレーション済みモデルを選ぶことは必須レベル と言えます。

キャリブレーションとは…
色のズレを補正し、“正しい色”に合わせる作業をキャリブレーションと呼びます

  • 工場出荷時に調整済み → プレキャリブレーション
  • 自分で再調整できる → ハードウェア(HW)キャリブレーション

理想:ハードウェアキャリブレーション対応

より正確な色表示を追求するなら、ハードウェアキャリブレーション対応モデル を選ぶべきです。

専用機器(キャリブレーター)を使うことで、

  • 白点
  • 輝度
  • 色のズレ

といった要素を、定期的に正確に補正できます。

この方式はモニター内部のLUT(色テーブル)を書き換えるため、長期的に見た場合の色の信頼性・精度が段違いに高い のが特徴です。

プロの現場では“ほぼ必須”
自分で定期的に色補正を行えることは、プロの映像制作では ほぼ必須クラスの機能 と言えます。

作品のクオリティを安定させたい方は、ハードウェアキャリブレーション対応モデルを優先して選びましょう。

動画編集におすすめ4Kモニター5選

上記『動画編集用4Kモニターを選ぶポイント』に基づき、おすすめモニター5機種を紹介します。

おすすめ4Kモニター①:ASUS ProArt PA279CRV-J

スクロールできます
24fps再生10bit表示Rec.709 100%IPS/
ノングレア
入力端子HDMI/DPプレ/HWキャリブ全条件
クリア
動画編集
必須条件

(4K60Hz)

HDMI2.0/
DP1.4

工場ΔE<2

※スペックは公式サイトで確認できます

PA279CRV-Jは、sRGB/Rec.709 100%+DCI-P3/Adobe RGB 99%以上をカバーする広色域4Kモニター。

10bit表示対応IPSパネル(視野角178°)を採用し、ΔE<2の工場キャリブレーション済み。Calman認証も取得しています。

購入直後から信頼できる色再現でRec.709編集が可能。

USB-C 96W給電や色空間プリセットも備えており、色にこだわる中級〜プロ寄りの動画編集者・モーショングラフィックス制作者に最適な“4K標準機” と言えます。

開封直後から色が合う「安心感」と、USB-C 96W給電の扱いやすさが魅力。

6万円台の価格帯で“プロ基準の色再現”を求めるなら、非常にバランスの良い選択肢です。

メリットデメリット
色精度が高く、開封直後からRec.709編集OK
USB-C(96W給電)でケーブル1本運用が可能
27インチ4Kでタイムラインとプレビューが快適
Calman認証で色の信頼性が高い
上位のプロ向けモデルと比べると機能はシンプル
スピーカー品質は最低限

この商品のここがNo.1
6万円台4KでCalman認証&ΔE<2工場キャリブの最強クラス。輝度350nitで、箱出しの色精度が高く即Rec.709編集OKです。

こんな方におすすめ
  • 色に自信を持ちたい中級編集者
  • YouTube動画の色をしっかり合わせたい方
  • ノートPC1本でサクッと作業したい“デスク省スペース派”
  • 6万円前後でプロ並みの色精度が欲しいセミプロ
MASA

DGPイメージングアワード金賞の実力で、この価格帯なら迷わず選べる一台。手頃なのに仕上がりの安心感が段違いです。

おすすめ4Kモニター②:BenQ PD3205U

スクロールできます
24fps再生10bit表示Rec.709 100%IPS/
ノングレア
入力端子HDMI/DPプレ/HWキャリブ全条件
クリア
動画編集
必須条件

(4K60Hz)

(99%公称)

HDMI2.0/
DP1.4

工場ΔE≤3

※スペックは公式サイトで確認できます

BenQ PD3205Uは、sRGB/Rec.709 99%をカバーする31.5インチ4K IPSモニター。

10bit表示対応で、広い視野角と安定した色再現性を備えています。

BenQ独自の AQCOLOR コンセプトに基づき、工場キャリブレーション済み(ΔE≦3)で出荷されるため、ソフト校正なしでも 実務レベルの色精度 を確保できます。

USB-C 90W給電、※1)KVM、※2)HotKey Puckの機能を搭載しており、ワークフロー効率を重視した Rec.709ベースのYouTube編集者や、デザイン兼業の中級クリエイターに向くモデル です。

※1)KVM:1組のキーボードとマウスで、複数PCを切り替えて使える機能

※2)HotKey Puck:ボタンやダイヤル操作で明るさや色モードを素早く切り替えられる機能

31.5インチの大画面で編集作業が圧倒的に快適。

HotKey Puckの操作性とUSB-C90Wの利便性が特徴で、10万円以下の4Kモニターとしてバランスが非常に良い モデルです

メリットデメリット
Rec.709の色精度が高く、YouTube編集に向いている
31.5インチの大画面でタイムラインが広く見やすい
HotKey Puckで色モード切り替えが素早くできる
USB-C+KVM対応でPC切り替えが簡単
本格プロ用モニターと比べると色精度は控えめ

この商品のここがNo.1
10万円以下で、中級色精度+USB-C90W給電の組み合わせが抜群。
この価格帯では稀少な“万能型4Kモニター”です。

こんな方におすすめ
  • タイムラインを広く表示したいYouTube編集者
  • 色モードを簡単に切り替えたい方
  • 複数PCを使い分けて作業する方
  • コスパ良し+中級色精度を求めるクリエイター
MASA

MacBookモード搭載のBenQ PDシリーズは、色再現が安定し4K作業がとても快適。ケーブル着脱も手軽で、毎日の編集環境がぐっとラクになります。

おすすめ4Kモニター③:Dell UltraSharp U2723QE

スクロールできます
24fps再生10bit表示Rec.709 100%IPS/
ノングレア
入力端子HDMI/DPプレ/HWキャリブ全条件
クリア
動画編集
必須条件

(4K60Hz)

HDMI2.0/
DP1.4

工場ΔE<2

※スペックは公式サイトで確認できます

Dell UltraSharp U2723QEは、27インチ4KのIPS Blackパネルを採用したモニターで、sRGB/Rec.709 100%、DCI‑P3 98%の広色域と10bit表示に対応したクリエイター向けモデルです。

工場出荷時にΔE<2でキャリブレーションされており、Rec.709モードを選ぶだけで信頼性の高い色再現で動画編集に使えます。

IPS Blackにより従来IPSの約2倍となる2000:1のコントラストと広い視野角を両立し、暗部の表現にも強いのが特長です。

さらにUSB‑C 90W給電や映像端子の豊富さで作業環境をすっきりまとめられるため、色精度と作業性のバランスを重視する中級者〜プロの動画編集者に向いた一台です。

色の正確性・黒の見やすさ・作業効率のすべてを高いレベルで両立した万能4Kモニター。
毎日の編集で「ちょうど良い性能」を求めるクリエイター向けの完成度の高い一台です。

メリットデメリット
IPS Blackで黒が締まり、暗部のディテールが非常に見やすい
sRGB/Rec.709 100%で、開封直後から色が正確
USB-C+KVM搭載で複数PC切り替えが快適
27インチ4Kで作業領域が広く、UIもシャープで扱いやすい
輝度400nitは標準的で、明るい部屋では反射が気になることがある

この商品のここがNo.1
IPS Blackパネル世界初の2000:1コントラスト。
IPSパネルでありながら※OLEDクラスに近い“黒締まり”を実現し、他のIPSモデルを圧倒します。

※OLEDクラス:有機ELディスプレイ並みに、黒がしっかり沈みコントラストが高い表示のこと

こんな方におすすめ
  • 暗部の細かい映像調整が得意/好きな方
  • 色精度+作業快適性を両立したい方
  • 複数PCの切り替えをラクにしたい効率派
MASA

黒の発色が鮮やかで文字も滑らか。Dell UltraSharpは目に優しく、作業も快適で満足度抜群!!長時間の編集もストレスなくこなせる、信頼性の高い4Kモニターです。

おすすめ4Kモニター④:EIZO ColorEdge CS2740

スクロールできます
24fps再生10bit表示Rec.709 100%IPS/
ノングレア
入力端子HDMI/DPプレ/HWキャリブ全条件
クリア
動画編集
必須条件

(4K60Hz)

HDMI2.0/DP1.2

HWキャリブ

※スペックは公式サイトで確認できます

EIZO ColorEdge CS2740は、sRGB/Rec.709 100%・Adobe RGB 99%をカバーする27インチ4K IPSモニター。

10bit表示+16bit ※LUTにより、非常に滑らかな階調表現 を実現します。

EIZO独自ソフト ColorNavigator によるハードウェアキャリブレーションに対応し、モニター内部※LUTを書き換えて Rec.709 など任意のターゲットに 正確に合わせ込める のが大きな特徴。

写真・映像のカラーマネジメントを本格運用するプロ〜ハイアマの動画編集者・カラーリスト向けの“リファレンス寄り”モデル です。

※LUT:映像の“色のクセ”をまとめたデータ。これを書き換えることで、モニターの色味を正確に調整できる

放送・広告制作レベルの色管理を求めるなら、このクラスからが本番。
階調・色精度・キャリブレーション精度すべてが安定しており、長期運用を前提とした「本気の色管理モニター」 として間違いない一台です。

メリットデメリット
ColorNavigator対応で、正確な色管理が可能
AdobeRGB 99%、16bit LUTで階調表現が非常に滑らか
5年保証で長期運用でも安心
4Kの精細さにより、細部までしっかり確認できる
価格が高め(ただし性能に見合う)
4K表示ではUIが小さく、スケーリング設定が必要な場合あり

この商品のここがNo.1
ColorNavigator専用ハードウェアキャリブレーション:Rec.709を厳密管理できる“プロの信頼性No.1”

色管理の精度は同価格帯で突出しています。

こんな方におすすめ
  • CM・放送レベルの色管理を求めている方
  • 写真も動画も“完全に色を合わせたい”ハイエンド勢
  • 長期保証まで含めて信頼性を重視するプロユーザー
MASA

本格クリエイターなら選びたい一台。カラーマネジメント導入で色の安定が実感でき、スマホとPCの色味も揃って納品の不安がなくなる 心強いモニターです。

おすすめ4Kモニター⑤:BenQ SW321C

スクロールできます
24fps再生10bit表示Rec.709 100%IPS/
ノングレア
入力端子HDMI/DPプレ/HWキャリブ全条件
クリア
動画編集
必須条件

(4K60Hz/

24p)

HDMI2.0/DP1.4

工場ΔE≤2+
HWキャリブ

※スペックは公式サイトで確認できます

BenQ SW321Cは、32インチ4K IPSパネルでAdobe RGB 99%、sRGB/Rec.709 100%、DCI-P3 95%をカバーする広色域モデル。

10bit表示+16bit 3D LUTにより、非常に滑らかな階調表現が可能です。

工場キャリブレーションに加え、※Palette Master Elementsによるハードウェアキャリブレーションに対応し、ターゲット色空間ごとに プロファイルを厳密管理できる のが特徴。

写真・動画の両方で色を追い込みたいプロフェッショナル/ハイアマ派・映像制作スタジオ向けの“本格カラマネ”モニター です。

※Palette Master Elements:BenQカラーマネジメントモニター専用の無料キャリブレーションソフト

32インチの圧倒的な表示領域と広色域を活かし、写真と動画を一気に確認しながら色を詰められる万能高級モデル。スタジオクラスの制作環境を自宅で再現できる ハイエンドモニターです。

メリットデメリット
AdobeRGB 99%、Rec.709 100%の広色域
HWキャリブレーション対応で色管理が正確
32インチ大画面でタイムラインとプレビューを同時に表示しやすい
遮光フード付属で外光の影響を抑えられる
価格が非常に高い
サイズと重量が大きく、設置スペースが必要

この商品のここがNo.1
32インチ × AdobeRGB99% + 印刷色シミュレーション最強クラス。
写真と動画の“色統一”を両立できる、業務レベルのハイエンドモデルです。

こんな方におすすめ
  • 大画面で写真・動画を一気に編集したい方
  • 色を細かく追い込みたい本格クリエイター
  • スタジオ運用のハイアマ〜プロユーザー
MASA

32インチの大画面と印刷色シミュレーションが強力で、写真も動画も細部までこだわった色づくりができる理想のモニター。
本格的な作品づくりに取り組む方に、間違いなく満足度の高い一台です。

モニターを買ったあとに“もう一段だけ”クオリティを上げる方法

プレキャリブレーション済みモニターを使えば、モニター固有の色ズレは大きく減ります。

しかし、映像はPC内部の処理(OS・グラフィックドライバ・アプリの色管理)を通して出力されるため、モニターだけでは「本当に正しい色」を再現しきれないという課題が残ります。

その結果、

  • YouTubeで見ると暗い/明るい
  • スマホでは色が違う
  • 書き出し後に色が変わる

といったズレが起こる可能性もあります。

ここを補うのが ビデオIO(映像出力専用デバイス)です。

ビデオIOを使うと Premiere や DaVinci が扱う映像を OSを経由させずに“放送基準の正確な信号”でモニターへ出力 できるようになります。

そのため、

  • 編集画面と外部モニターの色差が減る
  • ガンマズレが起きにくい
  • スマホ・テレビでの見え方が安定する

という効果が期待できます。

結論として、

モニターだけでも編集は可能ですが、色の不安をできるだけなくしたい人はビデオIOの導入が非常に有効です。

ここでは、初めて導入する方でも扱いやすいおすすめデバイスを紹介します。

おすすめビデオIO①:Blackmagic Design UltraStudio Monitor 3G

●Blackmagic Design UltraStudio Monitor 3G(外付け・Thunderbolt接続)

Thunderboltで接続できる外付けタイプのビデオIOです。

SDI/HDMIに対応し、Premiere Pro や DaVinci Resolve の正しい色をそのまま外部モニターへ出力できます。

電源不要・コンパクトで導入しやすく、初めての1台として最も人気があります。

おすすめビデオIO②:Blackmagic Design DeckLink Mini Monitor 4K

●Blackmagic Design DeckLink Mini Monitor 4K

デスクトップPCに内蔵するタイプで、安定した4K出力が可能。

PCIeスロットに装着して使用するため、外付けよりも低価格で高性能なモニタリング環境を整えられるのがメリットです。

おすすめビデオIO③:Blackmagic Design UltraStudio 4K Mini

●Blackmagic Design UltraStudio 4K Mini

4K出力やより高度な信号管理が必要な方向けの上位モデルです。

豊富な端子を備え、放送・映画制作などプロの現場でも使われています。

将来4K HDRワークフローに踏み込みたい人に最適です。

結局どれを買えばいい?|動画編集に最適な4Kモニターの選び方

動画編集や映像制作で使うモニターは、「最初から完璧な環境を作る」必要はありません。

自分の用途や案件レベルに合わせて、段階的にステップアップしていくのが現実的でおすすめです。

YouTubeや一般的な案件が中心なら:プレキャリブレーション済みモニターでOK

出荷時に色調整が行われているため、白やグレーが安定して表示され、編集時の色ズレを大きく減らせます。

色空間を Rec.709 に設定しておけば、YouTubeやWeb動画向けとしては実用上ほとんど問題ありません。

最近は4K編集を前提にした案件も増えているため、4K表示に対応したプレキャリブレーション済みのモニターを選んでおくと、長く使えて安心です。

さらに色の精度を高めたい場合のステップアップ:以下順でアップグレードがおすすめ

  1. プレキャリブレーション済みモニター
  2. ビデオIO
    Blackmagic Design UltraStudio Monitor 3G
    Blackmagic Design DeckLink Mini Monitor 4K
    Blackmagic Design UltraStudio 4K Mini
  3. キャリブレーション対応モニター
    EIZO ColorEdge CS2740
    BenQ SW321C

ビデオIOを追加することで、PCの色管理の影響を受けにくくなり、編集ソフトが扱う色をより正確にモニターへ出力できるようになります。

その上で、最終的にハードウェアキャリブレーション対応モニターを導入すれば、「色に自信を持って編集・納品できる環境」 が完成します。

まとめ:自分に合った4Kモニターで動画編集を快適に

今回は、動画編集向けに おすすめの4Kモニター5機種 を、実際の作業で重要になるポイントを基準に紹介しました。

動画編集用の4Kモニターを選ぶ際は、次の点を押さえておくことが大切です。

動画編集向け4Kモニター:選び方のポイント(振り返り)

  • 24fps(24コマ)再生に対応していること
  • 10bit表示に対応していること
  • 色空間 Rec.709 を100%カバーしていること
  • 液晶パネルは IPS、表面処理はノングレア(非光沢)を選ぶ
  • 入力端子は必要な規格に対応していること
  • 工場出荷時の「プレキャリブレーション」が行われていること
  • 理想:ハードウェアキャリブレーション対応

動画編集を本格的に行うなら、モニター選びは単なる周辺機器選びではありません。

作業効率・色の正確さ・仕上がりの安定性を左右する、まさに「編集環境の要」となる存在です。

ぜひ、自分の編集スタイルや制作レベルに合った納得できる4Kモニター を見つけてください。

スクロールできます
商品名24fps再生10bit表示Rec.709
100%
IPS/
ノングレア
接続端子プレ/
HWキャリブ
全条件
ASUS ProArt PA279CRV-J
HDMI2.0/
DP1.4

工場ΔE<2
BenQ PD3205U
(99%公称)

HDMI2.0/
DP1.4

工場ΔE≤3
Dell UltraSharp U2723QE
HDMI2.0/
DP1.4

工場ΔE<2
EIZO ColorEdge CS2740
HDMI2.0/
DP1.2

HWキャリブ
BenQ SW321C
HDMI2.0/
DP1.4

工場ΔE≤2+
HWキャリブ

よくある質問(Q&A)【動画編集用4Kモニター】

動画編集に4Kモニターは本当に必要ですか?

必須ではありませんが、本格的に動画編集をするなら導入する価値は非常に高いです。

4Kモニターなら、4K素材を等倍で確認でき、細部や色の違いを正確にチェックできます。

編集ミスの減少や作業効率アップを考えると、フルHDよりも4Kモニターがおすすめです。

フルHDモニターと4Kモニターの一番の違いは何ですか?

最大の違いは 表示できる情報量 です。

4KモニターはフルHDの約4倍の作業領域があり、プレビュー・タイムライン・エフェクトパネルを同時に広く表示できます。

結果として、編集作業がスムーズになります。

動画編集では色域はどれくらい重要ですか?

非常に重要です。

特に Rec.709を100%カバーしているか は必ずチェックすべきポイントです。

YouTubeやテレビ放送など、一般的な動画配信はRec.709が基準なので、ここが不足していると「編集時の色」と「視聴時の色」がズレてしまいます。

ハードウェアキャリブレーションは必要ですか?

理想的ですが、必須ではありません。

ただし、色の精度を長期間維持したい方やプロ用途では非常に有効です。

モニター内部のLUTを書き換えて補正するため、ソフト補正よりも高精度で安定した色管理が可能です。

高価なモニターほど良いのでしょうか?

必ずしもそうではありません。

重要なのは価格ではなく、動画編集に必要な条件(Rec.709・10bit・IPS・プレキャリブなど)を満たしているかです。

条件を満たした中で、予算に合うモデルを選ぶのが正解です。

初めての4Kモニター選びで一番気をつけることは?

「解像度」だけで選ばないことです。

色域・パネル方式・キャリブレーション対応などを確認しないと、4Kでも編集しにくいモニターを選んでしまうことがあります。

本記事で紹介しているチェックポイントを基準に選ぶのがおすすめです。

ノートPCと外部4Kモニターを併用するメリットは?

作業領域が広がり、編集スピード・正確性が大きく向上します。

特にUSB-C給電対応モニターなら、ケーブル1本で接続でき快適です。

結局、動画編集用4Kモニター選びで一番大事なことは?

「自分の制作レベルと用途に合っているか」です。

プロ仕様が必ずしも最適とは限りません。

必要な条件を満たし、無理なく使い続けられる1台 を選ぶことが、後悔しない4Kモニター選びの最大のポイントです。

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