After Effectsレイヤーの種類と使い方を解説!初心者の基本

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こんにちは、MASAです。

初心者さん

After Effectsを始めたけど、レイヤーの種類が多すぎて、どれを使えばいいか分かりません…

MASA

最初は混乱するよね。でも大丈夫、全部を完璧に覚える必要はありません。まずは最低限必要なものから使いこなせるようになろう!

After Effectsで動画を作るなら、レイヤーの理解は避けて通れません。

この記事では、「最初はこれだけ知っていればOK」というポイントを絞って解説します。

本記事のポイント
  • 役割別! レイヤー全8種類の分かりやすい解説
  • 迷わない! 目的別のレイヤー選び方チャート
  • これだけは外せない! 基本操作と覚えておくと便利な操作
MASA

読み終わる頃には、迷わずレイヤーを選んで作業をスタートできるようになります

では、いってみよう。

これからAfter Effectsに挑戦してみたい方

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目次

After Effectsの基本!タイムラインでレイヤーを管理しよう 

各レイヤーの配置やアニメーションの時間調整は、タイムラインパネルで操作します。

また、レイヤーの表示順やエフェクトの追加・編集もタイムラインパネルで行います。

タイムラインパネルの項目を以下にまとめました。

タイムラインパネル

  1. フローチャート
    コンボジションのフローチャートを表示できます
  2. シャイレイヤーの非表示/表示
    シャイスイッチがオンになっているレイヤーをレイヤー一覧から非表示/表示にできます
  3. フレームブレンドの適用
    フレームブレンドが設定されたレイヤー全てにフレームブレンドを適用します
  4. モーションブラーの適用
    レイヤーにモーションブラーを適用できます
  5. グラフエディター
    グラフエディタパネルに切り替えできます
  6. ビデオスイッチ
    レイヤーのコンポジションパネル「表示/非表示」を切り替えできます
  7. オーディオスイッチ
    レイヤーのオーディオ「オン/オフ」を切り替えできます
  8. ソロスイッチ
    適用したレイヤーのみコンポジションパネルに表示できます
  9. ロックスイッチ
    ONのときはレイヤー編集を保護できます
  10. ラベル
    レイヤーを色分けできます
  11. #(タグ)
    レイヤーに番号をふってくれます
  12. ソース名 / レイヤー名
    レイヤーのソース名を表示。レイヤー名にも切り替えでき、好きな名称に変更できます
  13. シャイスイッチ
    レイヤーをシャイレイヤーに切り替えできます
  14. コラップストランスフォーム/連続ラスタライズ
    コラップストランスフォーム/連続ラスタライズをおこないます
  15. 画質
    画質の設定をする事ができます
  16. エフェクトスイッチ
    適用されているエフェクトの「オン/オフ」を切り替えできます
  17. フレームブレンド
    フレームをブレンドできます
  18. モーションブラー
    モーションブラーの「オン/オフ」を切り替えできます
  19. 調整レイヤー
    調整レイヤーに適用したエフェクトを、その下にある全てのレイヤーに適用できます
  20. 3Dレイヤースイッチ
    3Dレイヤーを「オン/オフ」切り替えできます
  21. 親とリンク
    レイヤー同士に親と子のリンク付けできます
  22. ピックウィップ
    ドラックして好きなレイヤーに親子付けできます
  23. スイッチの「表示/非表示」
    スイッチを「表示/非表示」に切り替えできます
  24. 転送制御の「表示/非表示」
    転送制御を「表示/非表示」に切り替えできます
  25. イン/アウト/デュレーション/伸縮の「表示/非表示」
    イン/アウト/デュレーション/伸縮を「表示/非表示」に切り替えできます
  26. レンダリング時間
    レンダリングの所要時間がレイヤー毎に表示してくれます
  27. スイッチ/モード
    スイッチ/モードの表示を切り替えできます
MASA

使用頻度が「高い!」をマーキングしているよ

初心者向け:新しいレイヤーを作成する手順

After Effectsで新しいレイヤーを作る方法は、主に3つのパターンがあります。

自分が一番操作しやすいものから覚えていきましょう。

  • メニューバーから
  • 右クリックから
  • ツールパネルから

⚠️注意:レイヤーは「コンポジション(入れ物)」がないと作成できません。まだ作っていない場合は、「新規コンポジション」から作成を済ませておいてください。

パターン1:メニューバーから作成する

一番オーソドックスな方法。

メニューバーの「レイヤー」「新規」から、各種レイヤーを作成することができます。

パターン2:右クリックから作成する(おすすめ!)

コンポジションパネルやタイムラインパネルの空白エリアで「右クリック」⇒「新規」で、各種レイヤーを作成することができます。

作業を止めずに素早く作れるので、僕はこの方法を一番よく使います

パターン3:ツールパネルから自動作成する

「テキスト」や「シェイプ」を作りたい時に便利な方法です。

ツールパネルからシェイプやテキストを作成すると、レイヤーも自動で作成されます。


役割で覚える!After Effectsレイヤー全8種類

After Effectsには8種類のレイヤーがありますが、最初からすべてを完璧に暗記する必要はありません。

まずは、それらが持つ「役割」に注目して、大きく3つのグループに分けて理解しましょう。

グループ1:映像の主役!「目に見える素材」

画面に直接映る、デザインのメインとなるレイヤーです。

  • テキストレイヤー
    文字やタイトルを入力します。フォントや色の変更も自由自在です。
  • シェイプレイヤー
    四角や丸などの図形を描きます。ロゴ作成やアニメーションに必須です。
  • 平面レイヤー
    1色の「板」のようなレイヤー。背景にしたり、エフェクトの土台にします。
  • フッテージレイヤー
    外部から読み込んだ動画、写真、イラスト素材などのことです。
MASA

僕は「平面」と「シェイプ」の違いに悩みましたが、「背景や土台なら平面、動かす図形ならシェイプ」と覚えておけばOKです!

グループ2:変化を加える魔法!「効果を与える」

それ自体は透明ですが、下のレイヤーに対してまとめて影響を与える特殊なレイヤーです。

  1. 調整レイヤー
    このレイヤーに入れたエフェクトは、下にあるすべてのレイヤーに反映されます。

1つずつエフェクトをかける手間が省けるので、色補正などで大活躍します

グループ3:裏で支える司令塔!「動きを操る」

画面には映りませんが、他のレイヤーをコントロールしたり、3D空間を作ったりするための補助的なレイヤーです。

  1. カメラレイヤー
    3D空間を自由な角度から映し出します。実写のようなカメラワークが作れます。
  2. ヌルレイヤー
    他のレイヤーを紐付けて、まとめて動かすための「透明な持ち手」です。
  3. ライトレイヤー
    3D空間を照らす光です。影を作って映像に奥行きを出したい時に使います。

①:テキストレイヤー

一言でいうと:タイトルや文字を入れるレイヤー

テキストレイヤーは、その名の通り映像に「文字」を入れたい時に使用します。

フォントの種類、大きさ、色などは「文字パネル」で自由に変更できます。

②:シェイプレイヤー

一言でいうと:図形やロゴを作るレイヤー

長方形、円、多角形などの図形(シェイプ)を作成するレイヤーです。

シェイプレイヤーの最大の特徴は、「ベクトル画像」であること。どれだけ拡大・縮小しても画像がボケたり劣化したりしません。「塗り」と「線」を別々に設定できるので、図形を組み合わせることで複雑なロゴアニメーションも作成可能です。

③:平面レイヤー

一言でいうと:背景やエフェクトの土台になるレイヤー

映像の背景に色をつけたり、特殊なエフェクト(パーティクルなど)を適用するための「土台」として使用します。

使用例

たとえば、平面レイヤーにエフェクト「4色グラデーション」をかけてみます。

このように、単なる背景だけでなく、グラデーション背景やテクスチャの土台として非常に汎用性が高いレイヤーです。

④:フッテージレイヤー

一言でいうと:外部から読み込んだ動画・写真・音楽素材

自分で撮影した動画、イラストレーターで作った素材、BGMなどの外部ファイルを読み込んだ際に、タイムライン上に並ぶレイヤーのことです。

画像、動画、音声ファイルなどはすべて「フッテージ」として扱われます。

これらを組み合わせて一つの映像作品を作っていくことになります。

⑤:調整レイヤー

一言でいうと:下のレイヤー全部にエフェクトをかける魔法のレイヤー

調整レイヤー自体は透明ですが、このレイヤーにエフェクトを入れると、その下にあるすべてのレイヤーに同じ効果適用されます。

使用例

複数のシェイプを同じ色に変えたいとき、(一番上に)調整レイヤーを作成します。

調整レイヤーへエフェクト「塗り」を適用します。

下のレイヤー、すべて同じ色になりました。

一つ一つのレイヤーにエフェクトをかける手間が省けるので、作業効率が劇的にアップします。

⑥:カメラレイヤー

一言でいうと:3D空間を映し出す「カメラの目」

映像に奥行きを出し、カメラワーク(寄り・引き・回り込みなど)を表現したい時に使用します。

カメラレイヤーは、「3Dレイヤー」のスイッチをONにしたレイヤーに対してのみ効果を発揮します。下の使用例のように、画面を2分割して「トップビュー(上からの視点)」を表示すると、カメラの位置関係が分かりやすくなって便利です。

使用例

2画面に切り替え、片方のビューをトップビューなどにするとカメラ位置が確認できます。

カメラを使ったピント合わせ(被写界深度)のアニメーション

カメラを手前や奥へ移動させることで、距離による被写界深度を活かし、鮮明な描写からピンボケまでを表現できます。

⑦:ヌルレイヤー

一言でいうと:他のレイヤーをまとめて動かす「透明な持ち手」

それ自体は画面に映りませんが、他のレイヤーを紐付けて(親子関係)、まとめて動かしたり拡大縮小したりするための「制御用」レイヤーです。

使用例

ヌルレイヤーを作成し、オブジェクトの親にする。

ヌルを動かすと、(下画像のように)紐付けられた「子レイヤー」も一緒に動いたり、拡大↔縮小します。

複雑なアニメーションを管理する時に、司令塔のような役割を果たしてくれます。

⑧:ライトレイヤー

一言でいうと:3D空間を照らす「照明」

3D空間にあるレイヤーに光を当て、影を作ったり、奥行きや雰囲気を出したりするために使用します。

3Dレイヤー以外には、効果をつけられないので注意です

カメラレイヤーと同様、3Dレイヤー設定になっているものにしか効果がない点に注意しましょう。ライトの位置決めも、カメラと同じく画面を2分割して作業するのがコツです!

【迷ったらこれ】目的別レイヤー選び方チャート

「やりたいこと」から逆引きして、使うべきレイヤーを見つけましょう。

スクロールできます
目的使うべきレイヤー理由・ポイント
タイトルやテロップを入れたいテキストレイヤー文字入力に特化していて、後からの修正も楽です
ロゴや丸・四角などの図形を描きたいシェイプレイヤー拡大してもボケない「ベクトル形式」なのでデザインに最適
背景に色をつけたい・土台がほしい平面レイヤー1色のシンプルな板。エフェクトを乗せるための「キャンバス」になります
撮影した動画や写真、BGMを使いたいフッテージレイヤー外部素材はすべてこれ。プロジェクトパネルからドラッグ&ドロップ!
複数の素材をまとめて色補正したい調整レイヤー1つずつ設定する手間が省けます。一番上に置くのがコツ
複数の素材をセットで動かしたいヌルレイヤー「透明な持ち手」として、親子関係でつなぐと管理が楽になります
奥行きのあるカメラワークを作りたいカメラレイヤー3D空間を自由に飛び回るような視点を作れます
映像に光と影を演出したいライトレイヤー3Dレイヤーを照らして、立体感やドラマチックな雰囲気を足せます

制作をスムーズにする!必須のレイヤー操作術

ここからは、実際に手を動かすときに必要なレイヤー操作を解説します。

まずは「基礎編」をマスターし、慣れてきたら「応用編」で作業スピードを上げてみてください。

レイヤー操作術:基礎編

まずは、レイヤーを扱う上で避けては通れない基本操作です。

1. レイヤーの順番を変更

レイヤーは「上にあるもの」が手前に表示されます。

<操作方法>
対象のレイヤーをクリックした状態でドラッグすると、順番を変更することができます

2. レイヤーを複製

同じレイヤーをもう一つ作りたい時に使います。

<操作方法>
①タイムラインパネル、またはコンポジションパネルで対象のレイヤーを選択する
ショートカットキー、または「編集」メニューの「複製」で複製できます

Ctrl (Command) + D

ニューから「コピー&ペースト」するより圧倒的に早いので、ショートカットは指に覚え込ませましょう!

3. レイヤーを削除

不要なレイヤーはこまめに消すのが、タイムラインをスッキリ保つコツです。

<操作方法>
①タイムラインパネル、またはコンポジションパネルで対象のレイヤーを選択
「Delete」キーを押す。または「編集」メニューの「削除」を選択で削除できます

4. レイヤーを移動

<操作方法>
タイムライン上のレイヤーを左右にドラッグすると移動できます

ただ、手動で動かすより、ショートカットキーが便利です。

[ でレイヤーの先頭をインジゲーターの位置に移動
] でレイヤーの後部をインジゲーターの位置に移動

5. レイヤーの長さを変更する

<操作方法>
①タイムラインパネルのレイヤーを選択
レイヤーの左右いずれかをクリックしたまま左右に動かす

こちらも、ショートカットキーが便利です。

Alt(Option) + [ でインジゲーターの位置から前をカット
Alt(Option) + ] でインジゲーターの位置から後をカット

6. レイヤーをトリミング

<操作方法>
①プロジェクトパネル内でダブルクリック
②コンポジションパネルでトリミングする

インジゲーターを移動させて「{ 」「 } 」でトリミングします。

7. レイヤーを別コンポジションに複製

<操作方法>
①タイムラインパネル、またはコンポジションパネルで対象のレイヤーを選択
「編集」メニューの「コピー」を選択した後、対象のコンポジションで「ペースト」を選択

Ctrl(Command) + C  → Ctrl(Command) + V

8. プリコンポーズ(レイヤーをグループ化する

増えすぎたレイヤーを一つにまとめる「グループ化」のような機能です。

<操作方法>
①対象のレイヤーを選択
「レイヤー」メニューの「プリコンポーズ」を選択

Ctrl(Command) + Shift + C

タイムラインがスッキリし、複数のレイヤーにまとめてエフェクトをかけやすくなります

レイヤー操作:応用編

9. レイヤーを分割

一つのレイヤーを、現在の位置で二つに切り分けます。

<操作方法>
ショートカットキーを使用する

Ctrl(Command) + Shift + D

たとえば、01sの位置でレイヤーを分割したい場合、以下画像のようになります。

途中からエフェクトを変えたり、素材を切り替えたりする時に便利です

10. レイヤーを入れ替える

<操作方法>
①元レイヤーを選択
②プロジェクトパネル内で置き換えたいファイルを選択
Alt(Option) + ドラッグ

以下、ショートカットキーでも同様に入れ替え可能です。

Alt(Option) + Ctrl(Command) + /

11. レイヤーの順番を上下反転

複数のレイヤーの順番を逆転させたい時に使用します。

<操作方法>
「Shift」キーを押しながら、一番下のレイヤーを選択した後、一番上のレイヤーを選択
②カット&ペーストする

Ctrl(Command) + X(カット) → Ctrl(Command) + V(ペースト)

12. レイヤーを任意の順番に変更する

複数のレイヤーを任意の順に並べたい時に使用します。

<操作方法>
上から順に並べたいレイヤーを「Ctrl (Command)」を押しながら順番に選択
②カット&ペーストする

Ctrl(Command) + X(カット) → Ctrl(Command) + V(ペースト)

まとめ|After Effectsレイヤーの基本をマスターしよう

今回はAfter Effectsのレイヤーについて、以下のポイントを解説しました。

  • 操作環境:タイムラインパネルでの管理の基本
  • 作成方法:自分に合った3つの作成パターン
  • レイヤーの種類:役割別の全8種類と、選び方
  • 操作方法:絶対はずせない「基礎」と、覚えておくと便利な「応用」

After Effectsにおいて、レイヤーは映像に命を吹き込むための「骨格」となる非常に重要な要素です。

最初は種類が多くて難しく感じるかもしれませんが、一度に全部覚えようとしなくて大丈夫。

まずは本記事の「選び方チャート」を参考に、実際に手を動かしながら一つずつ試してみてください。

レイヤーを自在に扱えるようになると、あなたの動画制作はもっと楽しく、もっとスムーズになるはずです!

次に読むならこの記事!

レイヤーの基本がわかったら、次は「アニメーションの基本:キーフレーム」の使い方をマスターしましょう。

最後に:After Effectsで動画制作を始めたい方へ

レイヤーの基本がわかったら、あとは実際に手を動かして動画を作るだけです。

ソフトをまだ持っていない方や、更新を検討している方は、以下の公式サイトから最新のプランを確認してみてください。

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