After Effectsインストール直後にやるべき環境設定8選

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こんにちは、MASAです。

After Effectsをインストールして、いざ制作を始めようとしたとき、

「環境設定って、結局どこをどう変更すればいいんだろう?」

と迷ったことはありませんか?

僕も最初はそうでした。

設定を後回しにしてチュートリアルに飛びついた結果、こんな小さなストレスが積み重なっていきました。

  • プレビューが遅くてテンポが崩れる
  • 操作が不便でイライラする

気づけば、学習を挫折しかけていました。

そこで今回は、初心者がまず最初に整えておくべきAfter Effectsのおすすめ環境設定をまとめました。

たった5分、最初にここだけ確認しておけば、その後の作業のしやすさがぐっと変わります。

では、いってみよう。

目次

【基本操作】アニメーションの違和感をなくす設定

After Effectsの環境設定には、アニメーションの効率に直結する項目がいくつかあります。

デフォルトのままだと操作にクセがあり、手間が増えてしまう原因になるため、以下の3点を整えていきましょう。

  • 設定1:空間補間法を「リニア」にする
  • 設定2:ポイントを中心にする
  • 設定3:ベジェパスのチェックを外す

これらを順番に設定するだけで、操作のしやすさがぐっと変わります。

設定1:空間補間法を「リニア」に変更

A地点からB地点へ移動するキーフレームを打ったとき、こんな経験はありませんか?

  • 動きが意図せず膨らんでしまう
  • パスがうねって、ぎこちなく見える

これは初期設定で「自動ベジェ(曲線)」が適用されているためです。

止まってほしい場所で勝手に動いてしまう——

そんな現象を防ぐために、空間補間法を「リニア(直線)」に固定しておきましょう。

設定方法:[環境設定] > [一般] > 初期設定の空間補間法にリニアを使用 にチェックを入れる。

空間補間法をリニアにすることで、最短距離の正確な動きになります。

「リニアを使用する」にチェックなしの場合

「リニアを使用する」にチェックありの場合

設定2:アンカーポイントを新しいシェイプレイヤーの中央に配置

図形(シェイプ)を作成したとき、回転や拡大の軸となる「アンカーポイント」が中心からズレていると、アニメーションがとても付けづらくなります。

たとえばこんな困りごとが起きます。

  • 回転させると、図形が中心ではなく端を軸にグルグル回ってしまう
  • 拡大すると、意図しない方向に図形が飛んでいってしまう

この設定にチェックを入れておけば、図形を作った瞬間にアンカーポイントが自動で中心へ配置されます。

手動で位置を直す手間が、まるごと省けます。

設定方法:[環境設定] > [一般] > アンカーポイントを新しいシェイプレイヤーの中央に配置 にチェックを入れる。

軸が中心にあることで、回転やスケールの操作が直感的になります。

「中央に配置」にチェックなしの場合

「中央に配置」にチェックありの場合

設定3:長方形ツールの「ベジェパス」チェックを外す

長方形ツールで図形を作るとき、ツールバーの「ベジェパス」にチェックが入ったままだと、こんな問題が起きます。

  • 作成後に「サイズ」や「角丸」を数値で変更できない
  • プロパティから形を微調整する手段がなくなってしまう

初心者のうちは、あとから自由に形を変えられる「長方形パス」として作成されるよう、このチェックは外しておくのがおすすめです。

設定方法:長方形ツールなどを選択した状態で、ツールバーの 「ベジェパス」のチェックを外す。

チェックを外すことで、プロパティから数値による形調整が可能になります。

「ベジェパス」にチェックありの場合

「ベジェパス」にチェックなしの場合

補足:シェイプは右クリック>>「ベジェパスに変換」でいつでもベジェパスに変換可能です。

【快適さ】PCの負荷を抑え、動作を安定させる設定

After Effectsは非常に多くのPCリソースを消費します。

初期設定のままだと、プレビューが遅くなったり、ソフトが強制終了したりすることもあるため、以下の3点を整えておきましょう。

  • 設定4:メモリ(RAM)をAE優先にする
  • 設定5:自動保存の間隔を短くする
  • 設定6:キャッシュの保存先を最適化する

PCのスペックを最大限に活かし、安定して作業を続けるための設定を確認しましょう。

設定4:メモリ(RAM)の最適割り当て

PCに搭載されているメモリを、After Effectsにどれだけ優先して割り当てるかを設定する項目です。

ブラウザなど他のアプリにメモリを奪われると、こんな症状が出やすくなります。

  • プレビューの読み込みが遅く、テンポが崩れる
  • 作業中に動作が重くなり、ストレスが溜まる

この数値を小さくするほど、After Effectsが使えるメモリが増え、動作が安定します。

設定方法 [環境設定] > [メモリとパフォーマンス] > 「他のアプリケーション用に確保する RAM」 の数値を最小にする。

この数値を下げることで、After Effectsが使えるメモリ量が増え、動作が安定します。

設定5:自動保存(オートセーブ)の間隔設定

After Effectsを使っていて、一番怖いのが突然のクラッシュです。

作業中に固まって強制終了——

そのたびに「どこまで作ったっけ?」となるのは、できれば避けたいですよね。

そこで、自動保存の間隔を短めに設定しておきましょう。

デフォルトは20分程度になっていることが多いですが、初心者のうちは10〜15分がおすすめです。

万が一クラッシュしても、失うのは数分分の作業だけで済みます。

設定方法 [環境設定] > [自動保存] > 「次の間隔で保存」 の数値を10〜15分に設定にする。

万が一ソフトが落ちても、数分前の状態からやり直せる「命綱」の設定です。

設定6:メディアキャッシュの管理

プレビューをスムーズにするための「キャッシュ(一時ファイル)」。

放っておくと、気づかないうちにストレージを圧迫してしまいます。

その結果、こんな問題が起きやすくなります。

  • SSD/HDDの空き容量がどんどん減っていく
  • 逆に動作が重くなり、プレビューが遅くなる

定期的に削除するか、保存先を(外付けHDなどに)指定しておきましょう。

設定方法:[環境設定] > [メディア & ディスクキャッシュ] > 「データベースとキャッシュをクリーン」ボタンを押して古いデータを削除する。

*注)「ディスクキャッシュを空にする」の方は必須でありません

あわせて確認: 保存先も、空き容量が十分なドライブに指定しておくと安心です

さらに動作を速くしたい方へ:プロの裏技

設定変更よりも効果がある裏技——それがキャッシュ専用の外付けSSDを使うことです。

PC本体(Cドライブ)と保存先を物理的に分けるだけで、データの読み書きがぶつからずプレビューの引っかかりが解消されます。

「最近もたつくな」と感じているなら、導入の価値は十分です。

僕が愛用している Samsung T7 は、快適さが別次元。

本格的に始めるなら真っ先に検討したいアイテムです。

>>Samsung 外付けSSD T7

【効率・拡張】ミスを防ぎ、表現の幅を広げる設定

After Effectsに慣れてくると、外部の便利なツール(スクリプト)を使ったり、立体的な動きを作ったりする機会が増えてきます。

その際に「設定不足でエラーが出る」といった事態を避けるために、以下の2点を確認しましょう。

  • 設定7:スクリプトのアクセスを許可する
  • 設定8:3Dレンダラーを標準に設定する

あらかじめ許可しておくことで、後からの「動かない!」というストレスを未然に防げます。

設定7:スクリプトによるファイル書き込みとネットワークアクセスの許可

世界中のクリエイターが公開している「スクリプト」や「プラグイン」。

作業を自動化したり、After Effectsの機能を拡張したりできる、とても便利なツールです。

しかし、この設定がオフのままだと——

  • スクリプトが正常に動作しない
  • エラーが表示されて、ツールが使えない

せっかく導入しても、動かないという残念な状況になってしまいます。

今後の拡張性を考えて、あらかじめ許可しておきましょう。

設定方法:[環境設定] > [スクリプトとエクスプレッション] > スクリプトによるファイルへの書き込みとネットワークへのアクセスを許可 にチェックを入れる。

補足: この設定はセキュリティに関わる項目です。信頼できる配布元のスクリプトのみ使用するようにしましょう

設定8:3Dレンダラーを「クラシック3D」に確認

After Effectsには、立体的な表現を計算する「レンダラー」というエンジンが複数搭載されています。

初心者のうちは、最も標準的で動作が安定している「クラシック3D」になっているかを確認しておきましょう。

他のモード(Cinema 4Dなど)になっていると、こんな問題が起きることがあります。

  • 一部の標準機能が突然使えなくなる
  • 「なぜか動かない」と原因がわからず混乱する

知らずに設定が変わっていた、というケースも意外と多いので、一度確認しておくと安心です。

設定方法:[コンポジション設定] > [3Dレンダラー] タブ > レンダラー「クラシック3D」になっていることを確認する。

補足: Cinema 4Dレンダラーは上級者向けの機能

特殊な理由がない限り、まずは標準の「クラシック3D」で作業を始めるのが基本です。

まとめ:After Effects環境設定で最高のスタートを切ろう

After Effectsをインストールした直後に確認しておくべき「After Effects 環境設定」について解説しました。

今回ご紹介した8つの設定を、最後にまとめて振り返っておきましょう。

  • アニメーションの違和感をなくす設定:空間補間法・アンカーポイント・ベジェパス
  • PCの負荷を抑え、動作を安定させる設定:メモリ割り当て・自動保存・メディアキャッシュ
  • ミスを防ぎ、表現の幅を広げる設定:スクリプトの許可・3Dレンダラー

環境設定は、一度整えてしまえば基本的にずっとそのまま使い続けられます

「どこを触ればいいのだろう?」と最初は戸惑ったかもしれません。でも、たった5分のこの準備が——

  • 今後の学習をスムーズにしてくれる
  • 制作中の余計なストレスを減らしてくれる

そのための、大切な土台になります。

準備は万端です。

これからは「どう作るか」というクリエイティブな作業を、思いっきり楽しんでいきましょう!

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