After Effects勉強|チュートリアルを卒業する3つの学習法

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こんにちは、MASAです。

「チュートリアル通りには作れる。でも、真っ白な画面を前にすると手が止まってしまう……」

After Effectsの勉強を続けていくうちに、そんな「操作の先にある壁」を感じることはないでしょうか。

実は、ソフトの使い方をマスターしただけでは、自分のイメージを形にするのは意外とむずかしいものです。

ポートフォリオを作る前段階として、一体どんな積み重ねが必要なのか?

今回は、私が実際に試して「映像表現の引き出しが増えた」と感じた、After Effects 勉強の本質的な3つのアプローチを紹介します。

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「操作のなぞり書き」を卒業し、「意思ある表現」へと進化させましょう!

では、いってみよう。

今回紹介する「映像研究・模写」の効果をさらに高めるなら、プロの制作データを直接覗けるMotion Elementsの活用もおすすめです。

映像の裏側を解剖する強力なツールとして、学習の質をぐっと引き上げてくれます。

Motion Elementsの詳細はこちら

目次

なぜチュートリアルだけでは「自分の作品」が作れないのか?

チュートリアルは基本操作を学ぶ After Effectsの勉強として最適ですが、あくまで用意されたレールを走る作業です。

自走できない最大の理由は、チュートリアルが「操作手順(How)」を伝えるのみで、「なぜその表現を選んだのか(Why)」というクリエイターの思考をカバーしていないからです。

レシピ通りに作れても、献立を一から考える力は身につかないのと同じです。

自作できる力を養うには、単なる操作習得を超えた、以下3つの勉強が不可欠です。

  1. 【映像研究】:「世の中にどんな表現があるか」という知識
  2. 【模写】:「プロの動きを分解して再現する力」
  3. 【デザイン】:「動かす前の土台となる美意識」

この3つの要素が組み合わさって初めて、自分の頭の中にあるイメージを形にする力が身につきます。

操作スキルの先にある、これら3つの勉強に踏み出すことこそが、脱・After Effects初心者への最短ルートです。

1.【映像研究】:世の中の「イケてる映像」を知る

映像の世界は、実写から2Dアニメーション、3D、VFXまで非常に幅広いです。

そのため、効率よくAfter Effectsの勉強を進めるに、まず自分が「どんなジャンルの映像を作りたいか」という方向性を大まかに決めることが大切です。

自分の好きなジャンルが明確になれば、学習のモチベーションは格段に上がります。

まずは片っ端から優れた作品を観て、自分の「好き」という感覚を研ぎ澄ませていきましょう。

世の中の映像を探すために、今回紹介するのは以下6つのサイトです。

  • YouTube: 圧倒的な投稿数を誇る、世界最大の映像の宝庫
  • Vimeo: クオリティ重視。洗練されたプロの作品が集う場所
  • Pinterest: 好きな動画を保存して、自分の好みを可視化
  • Behance: 世界中のプロの制作過程に触れられるSNS
  • 映像制作会社: 実績ページから、プロの制作意図を直接学べる
  • VOOK: 一押し!厳選された「イケてる映像」の宝庫
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これらのサイトを参考にすることで映像制作において重要となる「視座」を養うことができます

YouTube

YouTubeは世界最大の動画プラットフォームであり、After Effectsの勉強におけるインプットの入り口として欠かせない場所です。

個人から企業まで、あらゆるジャンルの映像が揃っているため、自分の好みの「傾向」をざっくりと探すのに最適です。

また、海外の投稿数も圧倒的に多いため、英語でリサーチを広げることで、国内ではまだ珍しい最先端の表現スタイルをいち早くキャッチできるのも大きな強みです。

検索のコツは以下で紹介しています

Vimeo

Vimeoは、クリエイター向け動画共有サイトです。

インディーズ映画監督、映像作家、写真家、デザイナー、アニメーターなど、プロのクリエイターがアカウントを持って動画を投稿します。

Vimeoの特徴は、プロによる映像クオリティの高さ

アート的な動画やInstagramに投稿するオシャレな動画のアイデアが欲しい方におすすめ。

海外の動画が豊富にあることもポイントです。

Pinterest

Pinterestは、インターネット上の動画や画像をピン(共有)できるサービスです。

自分のお気に入りを集めることはもちろん、他人のピンを見ることができるので、 検索では見つけられない参考動画を探すことができます。

また、ピンされた動画や画像には外部リンクがつけられるので、そのサイトをたどって、さらにお気に入りを見つけることができます。

お気に入り作品を一つ見つけると、他の類似をどんどん見つけられます。

Behance

Behanceは、世界中のクリエイターが自身の作品を公開しているソーシャルネットワークサービス(SNS)です。

作品から刺激を受けたり、ヒントを得たりするだけでなく、自分の作品を公開して評価やコメントをもらうこともできます。

Behanceは、採用や求職などの機能も備わっており、国内外問わずクリエイターがマッチングできる点が面白いです。

映像制作会社

動画制作会社の実績ページやノウハウの紹介からも、たくさん映像が探せます。

たとえば、株式会社プルークスは、実写・アニメーション共に豊富に紹介されており、イメージする動画が見つけやすいと思います。

また、各動画の事例をクリックすると、動画の制作時に意識したポイントが書かれているため、アイデアを生み出す参考になります

別の制作会社で、crevoもおすすめです。

制作実績のページから動画を探せるだけでなく、制作費も紹介されているので、「このクオリティの動画は大体○○円くらい」といった目安を知ることもできます。

VOOK:個人的におすすめ

私が映像制作の勉強において最もおすすめしたいのが、VOOK「イケてる映像」というキュレーションページです。

プロの視点で選び抜かれた最高峰の作品だけが並んでいるため、効率よく感性を磨くことができます。

実際に私も、ここで多くの映像に触れることで自分の作りたい方向性が明確になり、学習のモチベーションを大きく引き上げることができました。

【保存版】映像リサーチ用キーワード対照表

以下の表のキーワードをコピーして、YouTubeやVimeo、Pinterestで検索してみてください。

場合によっては英語で検索すると、バリエーション豊かな作品が見つかります。

 日本語 英語
コーポレートムービー:会社紹介動画corporate video
ブランドムービーbrand video
製品紹介動画product introduction video
ロゴアニメーションlogo animation
タイトルアニメーションtitle animation
インタビュー動画interview video
広告advertisement
コマーシャルcommercial
トランジションtransitions
モーショングラフィックスmotion graphics
おしゃれstylish
テキストアニメーションtext animation

補足:YouTube 検索のコツ

検索ワードの前に、「intitle」で、タイトルに(検索ワード)が含まれるものだけが表示されます。

検索ワード「-」で、そのキーワードを除外して表示されます。

2.【模写】:プロの技術を自分の「引き出し」に変える

模写が重要な理由は、模写を通じてプロが作る映像の「タメ・ツメ(緩急)」や「タイミング」を体で覚えることができるからです。

「なんとなく格好いい」を「なぜ格好いいのか」という数値レベルの理解まで落とし込む。

このプロセスを繰り返すことで、あなたの中に映像表現の「引き出し」がどんどん蓄積されていきます。

OBSとPremiere Proを使った「徹底解剖」模写術

私が実践している、少し泥臭いけれど力がつく模写の方法をご紹介します。

After Effectsの勉強効率を最大化するために、あえて別のソフトを組み合わせて「分析」に特化するのがポイントです。

STEP
OBSで最高画質の「教材」を作る

OBSとは、配信録画ができる多機能な無料ソフトのこと

初めての方はこちらを参考にするとよいです>>OBSの使い方

まず、研究したい映像をOBSで録画します。

録画の際は、全画面にしましょう!

ブラウザ上で見るよりも、手元に高画質な動画ファイルとして持っておくことで、細かいエフェクトの粒子まで観察しやすくなります。

STEP
Premiere Proで映像の「リズム」を可視化する

録画した動画をPremiere Proに読み込みます。

そして不要な部分(大抵は最初と最後)をトリミングします。

1コマずつ送りながら、動きの「始点」「加速のピーク」「終点」に、ショートカットキー(M)でマーカーを打っていきましょう。

1コマづつ送るショートカットキー:「←」・「→」

これで、プロが何フレームかけてその動きを作っているのかという「設計図」が可視化されます。

模写に使う静止画像(いわゆる決め絵)は、カメラボタンを押すと保存できます。

保存した画像を参考にしながら下描きを準備すると、作業が進めやすくなります。

STEP
After Effectsで「答え合わせ」をする

Premiere Proで作った設計図をもとに、After Effectsでキーフレームを打っていきます。

自分の打ったキーフレームとプロのマーカーが一致したとき、初めて「心地よい動きの正体」を理解できるはずです。

MASA

模写はほかに「プロの視線誘導」や「デザインの意図」といった、言語化しにくいセンスを丸ごと吸収できるのが最大のメリット。After Effectsの勉強において、これほど贅沢なインプットはありません!

模写を数本こなすだけで、自主制作が「別物」になる

私自身、この方法で模写を繰り返すようになってから、映像の質が劇的に変わりました。

かつては「何か作りたいけど、何から手をつければいいか分からない」と悩んでいましたが、今では頭の中に「あの時の模写の動きを使おう」という引き出しが揃っています。

模写は、あなたがゼロから作品を作る際の「強力な武器」を増やす作業となるはずです。

3.【デザイン】:「動く前の1枚」のクオリティを磨く

たとえばAfter Effectsのモーショングラフィックスの映像を考えたとき。

モーショングラフィックスとは、その名の通り「モーション(動き)」+「グラフィックス(デザイン)」の掛け合わせです。

どれだけAfter Effectsで複雑な動きをつけても、土台となる「1枚の絵」が美しくなければ、よい映像にはなりません。

つまり、よいクリエイターになるためにはモーションだけでなく、グラフィックの勉強も不可欠です。

「動かすこと」に夢中だった私の失敗談

実は、私も最初はAfter Effectsでの「モーション」ばかりに意識がいっていました。

派手なエフェクトを使えばそれっぽくなると信じていたのです。

しかし、ある時気がつきました。

プロの映像は、動きを止めた「1フレーム」の状態ですでにデザインとして完成されているのだと。

そこから、私は少しずつデザインの勉強を始めました。

すると、不思議なことにAfter Effectsでの作業効率も上がり、作品の説得力が変わったと思ってます。

MASA

「センス皆無の僕にデザインなんて絶対無理!」と最初は本気で身構えていました。でも、いざ学び始めるとデザインには明確な『ルール』があることに気づき、意外と何とかなるものです。今では映像制作の勉強の中でも、デザインを考えるプロセスは最高に面白いと感じています!

センスを磨くための「デザイン3部作」

良いデザイン本は世の中に溢れていますが、After Effectsの勉強と並行して読むなら、まずはこの3冊を強くおすすめします。

①:けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本

画面の「空き」をどう扱うか。AEのレイアウトを考える上で最も重要な「余白」の感覚が身につきます

②:ほんとに、フォント。 フォントを活かしたデザインレイアウトの本

文字選び一つで映像の雰囲気は変わります。フォントの使い分けが論理的に理解できる一冊です

③:あたらしい、あしらい。 あしらいに着目したデザインレイアウトの本

画面を華やかにする装飾(あしらい)のアイデア集。モーショングラフィックスの要素を増やす際に役立ちます

💡 さらに実践を深めるなら
これらの本は理論を学ぶのに最適ですが、あわせて「手を動かしながら」覚えたい方は、こちらの関連記事も参考にしてください。

効率よく体系的に学ぶならUdemy

本でのインプットに加え、動画で体系的に学びたい方はUdemyを活用するのも手です。

以下、私が実際に受講して、「良質」と感じた講座を厳選して紹介します。

①:未経験からプロを目指す!グラフィックデザイン講座

デザインの基本原則を網羅。最初に受けるならこれ

②:デザインの「型」を身につける実践講座

アウトプットを意識した、より実践的な内容

③:タイポグラフィとフォントの選び方完全ガイド

文字に特化した講座。タイトルデザインの質が変わります

④:プロが教える!失敗しない配色理論

色の組み合わせに迷わなくなります

⑤:背景デザイン・イラストの基礎と実践

映像の世界観を深める、背景構成のノウハウ

MASA

講座を見終えたら、すぐに「手を動かすこと」が何より大切!たとえば、Pinterestにはプロが作ったデザインサンプルが無限にあるので、それらを見本に自分の手でアウトプットを繰り返すのが一番の上達法です

挫折を防ぎ、「自作」へとつなげるために

3つの勉強要素を知っても、「全部一度に完璧にやらなきゃ」と身構える必要はありません。

むしろ、最初から完璧を目指すことこそが、After Effectsの勉強における最大の挫折原因です。

ここでは、無理なく自走力を身につけるための「歩き方」を提案します。

詰め込みすぎは禁物!理想の「学習比率」

時期によって注力すべきポイントは変わります。

まずは以下の比率を意識して、頭と手のバランスをとってみてください。

初期:【研究 7:模写 2:デザイン 1】

まずは「何がすごいのか」を知るインプットを最優先します

中期:【研究 3:模写 5:デザイン 2】

徐々に手を動かす時間を増やし、技術の「型」を体に覚え込ませます

後期:【研究 2:模写 3:デザイン 5】

土台となるデザイン力を固め、自分のアイデアを形にする準備を整えます

MASA

最初からデザイン理論を完璧にしようとせず、まずは「イケてる映像」を眺めてワクワクする時間を大切にするのが、継続させるコツです

最初の目標は「5秒の自主制作」でいい

技術がついてくると長めで格好いいPR動画を作りたくなりますが、まずは5秒の自主制作から始めましょう。

たとえば、

  • 模写で学んだ「ロゴの出現」
  • デザイン本で学んだ「心地よい配色」

この2つを組み合わせるだけで、立派なオリジナル作品が1本完成します。

大作を作ろうとして未完成に終わるよりも、小さな5秒の動画を完成させてSNSにアップしたり、見返したりする。

その積み重ねが、あなたを「チュートリアルをなぞる人」から「クリエイター」へと変えてくれるはずです。

まとめ|「映像研究・模写・デザイン」でAfter Effectsはもっと楽しくなる

After Effects勉強のゴールは、ツールを使えるようになることではなく、あなたの「作りたい」を形にすることです。

  1. 映像研究】:イケてる映像を知る
  2. 模写】:技術を盗む
  3. デザイン】:美意識を磨く

この3つを実行すると、あなたの映像制作はこれまでとは全く違う、確かな手応えのあるものに変わっていくはずです。

まずは今日、Vookでお気に入りの1本を見つけることから始めてみてください。

「自習」に慣れてきたら、プロのデータを解剖できるMotion Elementsを導入してみてください。

キーフレームの打ち方を数値レベルで盗めるため、あなたの「自作」のクオリティが圧倒的なスピードで磨かれます!

Motion Elementsの詳細はこちら

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